2011年3月19日土曜日

3/19被災地のみなさまへ

毎日、お辛いでしょうが、頑張ってください。みなさまのご健康をお祈り致します。

3/18被災地のみなさまへ

毎日、お辛いでしょうが、頑張ってください。みなさまのご健康をお祈り致します。

3/17被災地のみなさまへ

毎日、お辛いでしょうが、頑張ってください。みなさまのご健康をお祈り致します。

2011年3月16日水曜日

3/16被災地のみなさまへ

毎日、お辛いでしょうが、頑張ってください。みなさまのご健康をお祈り致します。

2011年3月6日日曜日

ウオーキング

米ピッツバーグ大学の研究で、身体活動レベルと高齢期の脳サイズとの関連性について長期的に調査し、1週間の歩行距離が長かった者ほど、その後の脳灰白質サイズが保持され、認知機能障害リスクも低かったことがわかった。
脳は中年以降に縮小し、記憶障害を引き起こすことがある。脳灰白質サイズの保持には身体活動が有効だといわれているものの、実際に長期にわたるデータを用いて、この関連性を検討した研究はこれまでなかった。今回の13年にわたる調査の結果、高齢者は運動を取り入れることで、認知症やアルツハイマー病(AD)が予防できることが分かった。
今回の研究では、認知症のない被験者299例(平均年齢78歳)を対象に1週間に何ブロック歩いたかを記録。その9年後に脳サイズを測定し、さらにその4年後に認知障害や認知症の有無について検査した。
研究開始から9年後に脳サイズを測定した結果、歩行距離が長かった者ほど、脳サイズが大きいことが分かった。
また研究開始から13年後に認知機能検査を実施したところ、歩行距離が長かった者では、記憶障害リスクが2分の1であることが分かった。
今回の結果から、規則的な身体活動を行うことで、脳のサイズが保持され、思考や記憶を維持できる可能性が示唆された。全世代に規則的な身体活動を促すための早急な対策が必要であろう。

2011年3月5日土曜日

小児用肺炎球菌ワクチン

兵庫県西宮市の診療所で小児用肺炎球菌ワクチンなどの予防接種を受けた女児(1)が、翌日に死亡した。同県宝塚市でも男児(2)が接種翌日に死亡している。いずれも製造番号が同じで、厚生労働省は死亡と接種との因果関係について、調査を開始した。
西宮市によると、女児は3月1日、診療所で肺炎球菌と三種混合の両ワクチンの接種を受け、同日深夜に高熱を出した。翌2日朝、診療所を受診し、いったん帰宅。しかし、午後になって無呼吸状態となり、搬送先の病院で死亡した。
女児は肺炎球菌ワクチンは初めて、三種混合ワクチンは4回目の接種だった。基礎疾患はなかったという。
厚労省によると、2児が接種した肺炎球菌ワクチンは、2010年7月に海外で製造されたという。
肺炎球菌ワクチンは大人用は従来、使われていたが、小児用は2009年に厚生労働省が承認、10年2月に発売された。細菌性髄膜炎の予防に効果があるとされ、小児用の接種費用を助成する自治体が増えている。今年1月末までに、215万回分のワクチンが流通し、厚労省の推定で、110万人が接種済みという。

2011年3月4日金曜日

リンゴ病

両頬が赤くなるのが特徴で、リンゴ病と呼ばれる感染症、伝染性紅斑の患者が全国で増え、2000年以降では2007年に次いで多いことが国立感染症研究所のまとめで分かった。
4~6年周期で流行しており、例年は夏ごろがピーク。今年は流行する可能性があるようだ。
せきやくしゃみのほか接触によって感染し、感染自体を防ぐことは難しい。患者は子どもが多いが、妊婦が感染すると、胎児の組織などに液体がたまる胎児水腫や流産の恐れもある。保育園や幼稚園、小学校で流行している場合は、妊婦は施設に立ち入らないようにするなど、注意が必要。
最新の集計によると、都道府県別では福岡が最多で、宮崎、石川、宮城の順。31都府県で前週より増えている。
1月からの累計では、4~5歳が32・9%、6~7歳が25・9%、2~3歳が17・0%。
原因ウイルスはヒトパルボウイルスB19。頬や腕、脚などが赤くなるほか、かぜのような症状を示すが、症状が出ない不顕性感染も多い。成人の場合は頬が赤くなることは少ないが、関節痛や関節炎が起きる。潜伏期は10~20日で、頬が赤くなる頃にはすでに感染力は弱まっているため、登園・登校停止の対象とはならない。

2011年3月3日木曜日

新型インフルエンザ用ワクチン

世界保健機関(WHO)は、英製薬大手グラクソ・スミスクライン社が製造した新型インフルエンザ用ワクチンの接種を受けた若年層が突然、睡眠状態になるケースが少なくとも12か国で報告されたと発表した。
日本は含まれていないが、WHOの専門委員会は因果関係について調査を進めているようだ。
問題になっているのは、同社のワクチン「パンデムリックス」。フィンランドでは2009~10年にこのワクチンを接種された4~19歳の若年層に、ナルコレプシーと呼ばれる発作的な睡眠状態に陥った症例が、接種を受けていないグループより約9倍多く発生したという。
日本は10年、同社から新型用のワクチンを緊急輸入したが、カナダの工場で製造された別のワクチンで、同様の副作用は報告されていない。

2011年3月2日水曜日

ビタミンDサプリメント

ビタミンDサプリメントは、ビタミンDが正常な小児、青少年の骨密度に利点をもたらさないが、欠乏している場合は一定の改善効果が得られることが、オーストラリア・タスマニア大学の研究で明らかになった。ビタミンDの欠乏はごく一般的にみられる状態だが、小児における潜在的なビタミンD欠乏は骨に悪影響を及ぼす可能性があるという。
研究グループは、小児、青少年の骨密度に及ぼすビタミンDサプリメントの効果を検討し、用量などの因子による効果の変動について評価した。
生後1ヵ月から20歳未満までの健常小児、青少年を対象に、ビタミンDサプリメントを3ヵ月以上投与して骨密度を評価した。
前腕、股関節、腰椎の骨密度および全身骨塩量のベースラインからの変化率を算出し、性別、思春期ステージ、ビタミンDの用量、ベースラインの血清ビタミンD濃度に関する解析を行った。
解析の結果、全身骨塩量、股関節・前腕の骨密度に対するビタミンDの有意な効果はみられなかった。腰椎の骨密度に対しては、わずかに有効な傾向が認められた。
血清ビタミンD濃度別の比較では、高値例と低値例で効果は同等であったが、全身骨塩量については低値例で効果が大きい傾向がみられた。
血清ビタミンD濃度低値例では、全身骨塩量と腰椎骨密度に対するビタミンDの有意でおおよそ同等な効果を認めた。
結論として、ビタミンDサプリメントは、ビタミンDが正常レベルの小児、青少年の骨密度に利点をもたらす傾向は認めなかった。しかし、血清ビタミンD濃度による解析では、ビタミンDが欠乏した小児、青少年において、サプリメントは特に腰椎骨密度と全身骨塩量に対する臨床的な改善効果を示した。

2011年3月1日火曜日

コレステロール値

コレステロール値のモニタリングは、内服薬の完全な飲み忘れの検出にある程度は有効だが、時折飲み忘れる程度の検出能は劣ることが、オーストラリアとニュージーランドの試験でわかった。ガイドラインでは、コレステロール値をモニターすることで飲み忘れを評価するよう勧告しているが、コレステロール値モニタリングによる飲み忘れの検出能は不明で、補助データとしてのみ考慮すべきなようだ。