2017年6月7日水曜日

認知症も早期発見、早期治療

認知症の前段階と言われる「軽度認知障害(MCI)」の高齢住民を4年間追跡調査したところ、14%が認知症に進んだ一方、46%は正常に戻ったとの結果を国立長寿医療研究センター(愛知県大府(おおぶ)市)の研究班がまとめた。
MCIと判定されても改善する例も多いことを示す結果で、近く米医学専門誌に発表する。
研究は、認知症ではない65歳以上の同市住民約4200人を2011年から4年間追跡したもの。タブレット端末を用い、国際的なMCI判定基準をもとに約150項目に回答する形で認知機能を検査すると、当初時点で約740人(18%)がMCIと判定された。
4年後に同じ検査を行うと、MCIだった人の46%は正常範囲に戻っていた。

読売新聞より

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