2014年7月2日水曜日

睡眠

「早寝早起きは健康のもと」。健康の常識の一つになっているが、気をつけたい「落とし穴」もある。
年齢を重ねると、自然に早起きになる。この傾向は、特に男性で顕著だ。早く起きた分、睡眠時間を確保しようと、早く寝ようとするが、床に入ってもなかなか寝付けないこともある。実は、睡眠開始の2~3時間前は最も寝付きにくい時間帯なのだ。
夜中に何度も目を覚ます人は、寝床に早く入り過ぎている可能性がある。寝床に長くいるのに、眠りが浅い場合、むしろ遅寝早起きにして、眠くなってから寝床につくと良い。夜にしっかり寝るには、〈1〉日中はしっかり光の下で過ごす〈2〉昼間に適度な運動をする〈3〉昼寝をし過ぎない――などが重要だ。寝酒は、眠りを浅くしてかえって逆効果になる。

睡眠時間は、年齢によっても変化する。25歳で平均7時間、45歳で同6時間半、65歳で同6時間と、健康な人では20年ごとに30分ほど減る。自分にあった睡眠をとることが大切だ。

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