2014年7月12日土曜日

地中海食

魚、ナッツ、全粒穀物、野菜、果物を豊富に含む地中海食を摂っている小児はそうでない小児に比べて過体重や肥満になる可能性が15%低いことが、スウェーデン、イェーテボリ大学の研究で示された。これは年齢、性別、経済力、国にかかわらず同じだったという。
 研究では、ベルギー、キプロス、エストニア、ドイツ、ハンガリー、イタリア、スペイン、スウェーデンの小児9,000人超の体重と食習慣を検討された。被験者の体重と体脂肪は研究開始時と2年後に調べた。地中海食を習慣にしているのは、スイスの小児が最も多く、次にイタリアの小児が続いた。キプロスの小児が最も少なかった。
 研究者らは、「肥満予防に対するその有益な効果を考えれば、地中海式の食事は、欧州の肥満予防戦略の一環として強力に推進すべきである」と述べている。

0 件のコメント:

コメントを投稿